- 2019-3-22
- 海外送金
この記事では、アメリカのFIRSTRADE証券で運用している資金を日本に戻す方法を紹介します。
短期運用であっても長期運用であっても、将来、日本に運用資金を戻す機会は一度はあると思います。今すぐ日本に運用資金を戻す必要がなかったとしても、その方法を把握しておくのに越したことはありません。初めて海外送金される方にとっては、日本に運用資金を戻す方法を予め知っておかないと心配で仕方がないと思います。
色々な方にこの記事が役立てば嬉しいです。
では早速本題に入ります。ここ紹介する手続の流れは、初回の手続の流れとなっています。
●FIRSTRADEにログインして、[My Account]→[Deposit/Transfer]とクリックして始めます
FIRSTRADE にログインすると、このような画面になります。
左上の[My account]タブをクリックし、次に、右の方の[Deposit/Transfer]をクリックします。
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画面が変わります。
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[Withdraw from Firstrade] の左の赤マルの所をクリックし、●が入ったことを確認します。
[ Select Type ▼ ]の▼の所をクリックすると、メニューが現れますので、赤い矢印のところの [ Wire Transfer ] の所をクリックします。
画面が変わります。
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赤い丸と矢印を付けと所の、オレンジ色の [ Start ] ボタンをクリックします。
画面表示がこのように変わります。
●本人認証を求められます。送られてくる認証コードを入力すると認証されます。
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これは、送金手続を口座名義人本人が行っていることを認証するための手続になります。口座開設時に登録したメールアドレス宛にファーストレード証券から認証コードを送ってもらいます。それをこの画面で入力すると、本人であると認証されます。
口座開設時に登録したメールアドレスが表示されていると思います。メールアドレスの左にある丸いスイッチに●が入っていることを確認してください。●が入っていいなければ、スイッチの所をクリックしてください。
オレンジ色の [ Send ] ボタンをクリックします。これで認証コードを送ってもらえます。
画面表示が変わります。
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送られてきた認証コード / verification code を入力します。認証コードは5桁の数字です。
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オレンジ色の [ Verify ] ボタンをクリックします。
画面が変わります。
●どこに送金するのか、その詳細を入力します。ここではSMBC信託銀行プレスティアに送金するケースを紹介します。
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アメリカから日本へ送金するので、[ International ] の左の赤い丸の所をクリックします。スイッチに●が入ったことを確認してください。
[ Wire Amount($) ] 欄には、送金する金額を入力します。米ドル建て送金金額を指定します。
[ Bank SWIFT Code ] 欄には、SMTCJPJT と入力します。これは、海外送金業務において、SMBC信託銀行プレスティアを示す記号です。
[ Recipient Bank Name ] は、受取銀行名のことですが、この欄には自動的に入力が行われます。今回のケースでは、SMBC信託銀行プレスティアの英語表記、SMBC TRUST BANK LTD. と表示されます。違う表示だったり、表示されない場合は、今一度、[ Bank SWIFT Code ] 欄を確認し、入力し直してください。
画面の下のほうに、このように、さらに入力する欄があります。
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[ Bank Account #(or IBAN#) ] 欄には、SMBC信託銀行プレスティアの自分の口座の、支店コードと口座番号を入力します。
口座番号は、米ドルを受け取る米ドル普通預金の口座番号になりますので、間違えないようにしてください。
◎SMBC信託銀行プレスティアの支店コードと口座番号の確認方法
支店コードと口座番号は、SMBC信託銀行プレスティア・オンラインにサインオンすることでも確認できます。
支店コードは、サインオンして直ぐの [ ホーム ] のページで確認できます。
口座番号は、[ ホーム ] のページの円預金残高のすぐ下にあるボタン、[ 口座残高を確認する > ] ボタンをクリックすると確認できます。
◎
本題に戻ります。
[ Re-Enter Bank Account ] 欄には、確認のためにもう一度、支店コードと口座番号を入力します。
[ Recipient Bank City ] 欄には、TOKYO、
[ Recipient Bank State or Province ] 欄には、TOKYO、
[ Recipient Bank Country or Region ] 欄には、JAPAN、
[ Recipient Bank Postal Code ] 欄には、105-0003、
とそれぞれ入力してください。
[ Requires Intermediary Bank (Optional) ] (中継銀行)のチェック欄に、チェック無しのままでも送金出来ました。(末尾に補足があります)
[ Additional Information(optional) ] 欄は、空欄のままでも送金できます。
[ Would you like to save this bank information for future use? ] のところは、私は Yes にしました。 Yes にすると、ここまでに入力した情報が保存されます。将来、再度SMBC信託銀行プレスティアにFIRSTRADE証券から送金する可能性があるなら Yes にしておくのがおすすめです。
オレンジ色の [ Preview ] ボタンをクリックします。
画面表示が変わります。
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この画面で内容を確認し、オレンジ色の [ Submit ] ボタンをクリックします。
これで、日本に運用資金を戻すための送金手続は完了です。お疲れさまでした。
●補足
[ Requires Intermediary Bank (Optional) ] (中継銀行)のチェック欄についてつけくわえておきます。
こちらの表は、SMBC信託銀行プレスティアがネット上に公表しているものです。海外送金でSMBC信託銀行プレスティアの口座宛に送金する場合に必要な情報が記されています。
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このように、SMBC信託銀行プレスティアは中継銀行情報をすべての送金について求めています。
中継銀行情報を入力することは、依頼する海外送金がより確実に実行されることにつながります。
中継銀行情報を入力する際は、[ Requires Intermediary Bank (Optional) ] (中継銀行)のチェック欄をクリックしチェックを入れ、中継銀行である三井住友銀行の SWIFT コードなどを入力します。 三井住友銀行の、 SWIFT コード・銀行名英語表記・都市、国は上の表のとおりです。
この記事では、ファーストレード証券からSMBC信託銀行プレスティア宛てに送金する手続を紹介していますが、上述の通り中継銀行情報を入力しなくても送金が出来たことは、私が実際に送金した際の事実です。